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予防の保健師、治療の看護師

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保健師と看護師の違いについては、一般の人はなじみがないかもしれません。もともと医療系の各資格は、医療のトップに立つ医師の領分を、注意深く細分化させ独立させたという経緯があります。これにより医師は自分の専門分野をより極めることが可能になっています。

一方、医療の対象者である人間は、年代を問わず病気になる可能性を持っています。そうした人々を俯瞰すると、「医療」「看護」「介護」「福祉」「教育」は複雑に重なり合っているのが分かります。さらに科学の驚異的な発展の恩恵に浴している医療では、専門と専門の間の間隙を埋める新しい専門家が必要になってきました。そこで医療分野では医師のほかに診療放射線技師や臨床検査技師などの専門家を誕生させ、「看護」の専門家が潤滑油的存在として機能し、各専門家の間隙のチームコミュニケーションが図られてきたわけです。

時代が進むに従い、医療は治療医学から予防医学へと進展しています。そこで大切な役割を果たすのが「保健師」です。もともと保健師は、戦禍肢体不自由者や貧困家庭などの伝染病予防などをメインに活動しており、福祉と医療を合わせ持った存在からスタートした資格です。しかし業務対象の年代の幅が広く、学齢期や教育機関の場では教育分野の素養が求められるようになり、現在では、医療・教育・福祉・介護の各分野にまたがった業務内容となっています。

以上のことから分かるように、看護師は治療医学の分野にあり、保健師は予防医学の分野ということになります。しかし実際の現場では、保健師が怪我をした人に対して包帯を巻き、看護師が病気の予防について患者に説明する場面は多々あります。つまり境界線は明確ではなく、お互いの資格が持っている領分がオーバーラップしているということになります。もちろん、保健師は看護師資格を合わせ持っているか、もしくは看護師と同等の専門知識を持っているため、看護師業務に携わっても大丈夫ですが、逆に看護師は保健師の独占業務は行うことができません。

保健師と看護師の違いを一言で現すと、「病気の人を看護する」のが看護師であり、「病気にならないよう指導する」のが保健師ということになります。最先端の現場では「一人一人の患者に対応」するのが看護師であり、「一人一人を含めて地域全体の健全な生活を図る」のが保健師であるといえそうです。

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